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2007年05月 アーカイブ

2007年05月31日

白熱するサッカースペインリーグ

今シーズンのチャンピオンズリーグはACミランの優勝で終わり、それぞれの国のサッカーリーグももう終わったり、優勝が決まったりしていますが、スペインリーグはまだ2試合残っており、レアル・マドリードとバルセロナが同点で首位に並んでいて、まだまだどちらが優勝するのか全く分からず、かなりの盛り上がりを見せています。

我が家はマドリードにいながら、お父さんが日本に住んでいる頃からのバルセロナファンということで、周りから白い目で(?)見られながらも熱狂的にバルセロナを応援しています。4月のセマナサンタにバルセロナへの旅行へいきましたが、帰りにサラゴサでアウェイの試合を見ていこうということになりました。チケットは当日券を買うしか方法がなく、当然安い席はもう売れ切れてしまい、1人60ユーロ(今はユーロが高いので約一万円)の席しか残っていませんでした。11歳の息子も同じ値段で、4人で合計240ユーロ。サラゴサファンクラブなどはもっと安く手に入れられるんでしょうが、そんな高くても競技場は満員。スペインでのサッカー人気がお分かりいただけるでしょう。


それにしても、去年のバルセロナの勢いはどうなっちゃったんでしょう?チャンピオンズ優勝メンバーとほとんど変わらないので、今シーズン初めはシーズン最後まで全勝で行くんじゃないかと期待したものの、攻撃陣のエトーやメッシの負傷やロナウジーニョの不調などがあり、今までのところタイトルがない状態になっています。皆さんご存知のように、チャンピオンズで優勝するとヨーロッパ代表として、12月にリーグの途中で日本で行われる「FIFAクラブワールドカップ」に出場しなくてはならず、これがかなりの負担になったのではないかという意見もあるにはあるのですが、その後かなり月日がたった5月に国王杯準決勝で、第一戦は4対1で快勝しながら第二戦で0対4で負け敗退してしまったと言う苦い記憶もあります。

一方、超一流有名選手をかき集めたにもかかわらず、ここ数年全く調子がでなかったレアルマドリードが、会長や監督の交代が効を奏したようで、いつの間にか首位に並ぶと言うことになっています。

ダントツで優勝をあっさり決めるより、混戦で最後に勝利を味わう方がその味は一層よいに決まっています。その味をしっかりかみしめられるよう、最終的に結果がわかる数週間後まで祈るような気持ちです。

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