2018年01月09日

チンチョンへ

皆さま、明けましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1月2日に、マドリードの南東50㎞ほどのところにあるチンチョンにドライブに行ってきました。車で約50分くらいです。ここには、過去2回くらい来たことがありましたが、最後に来たのももう15年くらい前になります。

チンチョンに着いて少し探したら、市の駐車場を見つけました。それほど大きい町ではないので、無料駐車場です。そこから町の中心地、マヨール広場までは歩いて10分弱。

一番古い建物は15世紀からあるとか。本当によく建っているものですよね。木のバルコニーがとても素朴で、緑色がきれいですよね。前に来た時には、もっと古びた感じがしたように記憶していますが、あれから補修されたのでしょう。

まずは、この広場にある、ツーリストインフォメーションに地図をもらいに行きました。それほど見どころというものはないことは分かってはいたのですが、まだお休みモードが続いていて中に入れるところはほとんどなかったです。スペインでは1月2日はもう平日扱いなので、トレドやセゴビアの大観光地ではこういうことはないでしょうが、この小さい村ではゆるーいんですよね。まぁ、こういうのがスペインらしくてよいのですが。

ツーリストインフォメーションのとなりにあったこの水槽。きれいに絵をかいたりしていましたが、何なんだろうと不思議に思ったので、職員に聞いてみたら、昔の洗濯場だったそうです。30-40年くらい前までは実際に使用されていたそうです。

マヨール広場から坂道を上っていくと、1626年に完成した聖母被昇天教会があります。この教会の中央祭壇にはゴヤの「聖母被昇天」が飾られているということです。残念ながら、この時は教会が閉まっていて、入ることができませんでした。

この教会の隣には、時計塔があります。そして、この教会・時計塔が丘の上に建っていて、マヨール広場の方を見渡すことができます。丘を下りてまた広場に戻るときに、ちょうど鐘が鳴り響き、美しい音色を聴くことができました。

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2017年12月28日

ハモン・イベリコ、ゲット!

2017年もあと残すところ4日となりました。皆さま、年末いかがお過ごしでしょうか?我が家では、おせち料理はあまり好きでないことをいいことに作らないし、お客さんもないので、のんびり過ごしていますと言いたいところですが、日ごろの手抜き掃除のつけが回ってきて、大掃除に追われている今日この頃です。

今年は、なんと生ハムの足一本ゲットです!夫が勤めている会社に業者から贈られたお歳暮の品なのですが、夫がくじ引きで大当たりしたのです!

早速、ハモネロと呼ばれる生ハムを切るために固定する器具を取り出し足を固定します。まずは、外側の固いところと油の部分を取り除いて、ハムの赤い身が出てきたら薄―くスライスしていきます。薄く切っていくのが、結構手間がかかりますね。そして、食べる分ずつスライスしていきます。いただいた生ハムの足は、なんと6.5㎏!全部食べ終えられるのは、いつでしょうか?前回、いただいた時ももったいない話なのですが、食べきれないうちにカビが生えてしまったことがあり、いつも買っているいう息子の友達に、そのことを相談したら、驚かれたということです。というのは、カビが生えるようになるまでに食べつくすそうなんです。まぁ、スペイン人家庭では、クリスマスイブ・クリスマス、そして大晦日・元旦と親せきが集まり食事をするので、その時に大量消費するんでしょうね。

今回いただいた生ハムは、ハモン・イベリコ(イベリコ豚の生ハム)の中でもセボカンポというランクに入るようです。2014年にハモン・イベリコのランク分けについて改正があったようで、ハムの足につけられたタグの色で判別できるということです。

そのタグの色は4色あり、最高級のものから、黒・赤・緑・白となっています。今回のものは緑のタグがついておりました。それは、黒いひづめのイベリコ豚ですが、50%以上イベリコ豚の血が入っていればいいらしいです。そして、狭い豚小屋でなく、ある程度広さがある豚牧場で放牧して育てられ、どんぐりや自生植物や飼料を与えられたもののようです。

黒いタグは、100%イベリコ豚の純血種の豚で、しかもドングリまたは自生植物のみを餌としているもののみに付けられるということです。

生ハムの足を買うと骨までスープの素として使うことができるようです。特に、ひよこ豆の料理、コシードに入れるといいそうです。家ではコシードは作ることがないですが、豚骨ラーメンのスープにできるのかな?でも、切るのが大変そうだから無理そうです。

スペインにいらっしゃったら、生ハムの足をご覧になることもあるかと思いますが、タグを確認してみてください。そして、できれば黒タグの生ハムをご賞味ください!

2017年の投稿はこれが最後です。2018年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さま、良いお年をお迎えください!

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2017年12月13日

スペインのクリスマス

今年もあと20日くらいとなりましたね。毎年言っていますが、本当に月日が経つのが早くて恐ろしいです。クリスマスが近づき、各家庭ではその準備に追われている頃なのですが、今日はスペインのクリスマスの習慣の一つ、ベレンについて紹介したいと思います。

クリスマスというと、日本では、イルミネーションやクリスマスツリー、そしてキラキラとした包装紙やリボンなどで飾られたプレゼントというイメージが浮かび、友達や恋人と楽しく過ごす日と受け止められていますね。一方、カトリック教徒が多いスペインでは、イエス・キリストの誕生した日というとても重要な意味があり、クリスマスイブの夕食、クリスマスの昼食には親せきで集まり食事をとるのが普通だそうです。

スペインでもクリスマスの飾りつけとしてツリーやイルミネーションもありますが、伝統的な飾りと言えば「ベレン(またはNacimientoナシミエント)」になります。ベレンとはスペイン語でキリストが誕生した町ベツレヘム、ナシミエントというのはスペイン語で誕生という意味です。馬小屋でキリストが誕生した様子を人形で再現したものが「ベレン」で、ただその誕生の場面だけのものもあれば、その他にベツレヘムの町に住むその他の人々も加えた大掛かりのものまで様々です。


 息子の友達の家のベレン

今日、家の近くの教会に飾ってあるベレンを見に行ってみました。この教会は、家から歩いて約5分のところにあるのですが、10年ぐらい前に建てられたとても新しい教会です。

約3メートル四方の広さのところにベツレヘムの町がつくられていて、キリストが誕生した馬小屋にはライトがつけられ、水車小屋には本物の水が使われていたりして、かなり手の込んだものです。そのほか羊飼いや陶器を売る店など、当時の人々の生活の様子が再現されています。

12月初旬から1月初旬までにスペインを旅されることがありましたら、教会やその他市役所関連の公共の場などでベレンが飾られているので、是非とも実物をいくつか見ていただきたいです。

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2017年11月30日

リーガ・エスパニョーラニュース

リーガ・エスパニョーラと言えば、サッカーで世界最高峰のリーグとして名高いことは、みなさんよくご存じかと思います。ですが、審判のレベルも世界最高峰と言えるかというと、そうではなさそうです。確かに審判も人間ですから間違うこともあるでしょう。でも、明らかなゴールをノー・ゴールとされることが続いては、ファンは黙っちゃいないですよね。

それは、現在リーガ・エスパニョーラ一位と二位の試合、バルセロナとバレンシアのバレンシアホームで行われた11月26日の試合です。私たちはテレビ観戦していました。メッシがシュートしたボールをキーパーがはじいてゴールに入ってしまったのをかろうじて外に出したのですが、明らかにボールがゴールラインの中に入っています。審判はノー・ゴールと判断してしまいました。バルセロナの選手は抗議しましたが、認められず、結局試合は1-1の同点で終了しました。

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バルセロナは昨シーズン2017年1月のベティス戦でも明らかにゴールラインを割っているのにもかかわらずノー・ゴールとされたことがあり、この試合も同点で終了したので、勝ち点2が失われたということとなります。

またこういう誤審が起こってしまったことにより、今、ホークアイ(審判補助システム)導入を望む声が高まっているそうです。実は、イギリス・イタリア・ドイツ・フランスなどのリーグでは既に導入されているそうです。それなのにどうしてリーガ・エスパニョーラでは導入されていないのか?一部にはお金の問題があると報道されているようです。

リーガ・エスパニョーラの日本人選手の話題を少し。

残念ながら9月16日のバルセロナ戦でゴールを決めながら左足の負傷で試合から離脱していたヘタフェ所属の柴崎岳がようやく12月くらいから復帰するそうです!12月9日には、あの乾選手がいるエイバルとの対戦があり、その試合から復帰できるのではとの期待が高まっています。

そして、もう一つ話題を。これは、コパ・デル・レイ(国王杯)の話題なのですが、、、今週水曜日、カンプ・ノウで行われるセグンダ・ディビシオンB(3部リーグ)のムルシアとのコパの試合がありますが、ちょうど出張でバルセロナに行く夫がチケットを購入しようとして、驚きました。なんとチケットの価格がかなりいい席で25€だったのです。まぁ、平日の試合で、しかも相手がセグンダBですが、なんとお安いことか。普通のリーグなら100€は下らないようです。なので、どんな試合でもカンプ・ノウで一度試合が見たいという方にはお勧めです!

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2017年11月15日

ダリ(だれ)の子?

11月も半ばとなり、マドリードでは最低気温が2-3度となり、かなり冷え込むようになってきました。スーパーマーケットなどではクリスマス関連の商品がもう並べられ始めています。

そんな中、かなり遅くなってしまったのですが、今年の夏にスペインを大いに賑わせたニュースを紹介したいと思います。

それは、あの奇才「サルバドール・ダリ」の娘だと名乗り出ていたピラール・アベルという女性が本当に親子関係にあるのか調べるために、裁判所の命令により、ダリのお墓から遺体の一部を掘り出して、DNA鑑定をしたという驚くべきニュースです。と言っても、私は7月10日から日本にいたので、あまり知らなかったのですが、スペインに戻ってからこのニュースに大変驚きました。

その女性の母親は、ダリが51歳のときしばしば訪れていたという、カダケスにあるダリの別宅で働いていたそうで、その時ダリと秘密の関係にあったと言い、それを裁判官は信じるに至ったので、DNA鑑定をすることになったと、スペイン有力新聞のページには出ていました。

ダリの遺体は、バルセロナの北約140㎞にあるフィゲーラスにある、ダリ劇場美術館の中にあるお墓に埋葬されていました。2017年7月20日、そのお墓から、髪の毛、爪、歯、長い骨二本を約4時間かけて掘り出したそうです。あまり、想像したくないですよね。
女性の方は、唾液からサンプルを取り出したそうです。

そして、9月初め、DNA鑑定の結果、二人は親子関係にないということが判明したという発表がありました。

もし、この女性がダリの娘だという結果がでたら、ダリの遺産(一部の報道では約375億円)の4分の1を女性が相続する権利を有することとなったそうですが、、、そうならなかったために、もちろん相続の権利はないし、おまけにこの一連の裁判や鑑定にかかった費用を払わなければならないそうです。

サルバドール・ダリについては、2009年にこのコラムに記事を書いています。ダリが眠っているダリ劇場美術館のあるフィゲーラスには、その後AVEが通るようになったで、バルセロナから約1時間で行けるようになりました。日本からいらっしゃる旅行客の方は結構日程がきつくて、なかなかフィゲーラスまで足を運ぶことができないかもしれませんが、二回目・三回目には是非是非訪れてみてください!


  ダリ El Hombre invisible(見えない男)
  レイナ・ソフィア芸術センター所蔵

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2017年11月02日

スペインお墓事情

今日は11月1日。スペインでは「諸聖人の日」の祝日です。この日には、亡くなった家族のお墓参りに行く慣わしがあり、1年のうち最も花が売れる日だと、朝のテレビニュースで言っていました。お墓に供える花で最もポピュラーなのは、菊だそうです。でも、日本の仏様やお墓に供えるあの典型的な白や黄色の菊だけではなく、形や色など様々なものが売れるそうです。別に決まりがあるわけでなく、その他の花、バラやカーネーションなどもよく売れる花だそうです。

この日は、毎年、お墓や葬儀に関する話題を話すことが多いですね。今日は、葬儀にかかる費用について詳しく説明していました。

今年の話題では、マドリードとスペイン南東にあるムルシアでの葬儀にかかる費用が違いすぎるということを強調していました。マドリードでは、ムルシアの24倍もかかるというのです。これは、葬儀に関わる業者で競争がないことを理由に透明性に欠けているのが原因ではないかと、消費者庁で指摘されたということです。

でも、マドリードで葬儀費用が平均約3500€(日本円で約50万円弱)というので、日本に比べるとかなりお安いですよね。日本では、墓地購入となると、東京と地方ではかなりの差があるでしょうが、葬儀費用に関してはそれほど地域差はないと思います。

スペインでは埋葬が多いのですが、埋葬するお墓によって値段も違います。地下に埋葬する場合、当然場所をとりますから費用がかかりますが、Nicho(ニチョ)と呼ばれるアパート式のお墓はリーズナブルなお値段で借りることができるそうです。

また、去年の同じころに書いた投稿「諸聖人の日」で、この日に食べるスイーツについて書きましたが、カタルーニャでは違うお菓子を食べる習慣があることを最近知りました。それは、Panellet(パネリェッ)というもので、マサパンの生地に松の実をまぶして焼いてあるものだそうです。おいしそうですが、たくさん食べるとカロリーが高そうですね。

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*写真はほかのサイトからの拝借しています。

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2017年10月18日

久しぶりの雨☂

本当に久しぶりの雨です!8月の終わりごろにマドリードに戻ってから、約2か月間、雨の日はゼロだったんじゃないでしょうか。そのため、日中の気温はずーっと30度近くまで上がっていたし、水不足で農業に携わる人々はやきもきしていたと思います。

全く雨が降らなくても、私たち、農業に関係のない人たちは、雨より晴れの方が気持ちいいし、外を歩くのも歩きやすいからいいのですが、一つ困ることがあります。それは、マドリード市街地の大気汚染問題です。(実際にはもっと困ることはもちろんあります。)

雨が降らないと、大気汚染が段々進むようです。雨には空気中の汚染物質をきれいに流してくくれる作用もあるようです。なので、つい先日も(マドリードで雨が降る前)、基準値をオーバーしたと言うことで大気汚染対策が取られました。首都高速のようなM-30で速度が70㎞に制限され、またマドリード市街地の道路にある駐車スペースに郊外からの車が駐車できなくするものです。

実は、先週の10月13日に今回の衆議院議員総選挙の在外投票するためにマドリードの中心地にある大使館まで車で行こうと思っていたのですが、朝のニュースで対策が取られていることを知り、急きょ電車と地下鉄で行くことにしました。郊外の住んでいるところから日本大使館まで車なら20分くらいですが、公共交通機関を使うと1時間弱はかかります。

そして、もっと大気汚染が進むと、それは大気中の二酸化窒素の濃度で測定しているらしいですが、中心地に入ることができる車が規制されます。まだ濃度がそれほどでもない前の段階では、道路にある駐車スペースに駐車ができなくなるのですが、最高の規制がかけられると中心地に住んでいる人も含め、ナンバーが偶数か奇数かで通行できなくなるのです。しかし、ハイブリッドや電気自動車はこの対象外となっています。

これから気温が下がってくると、日中に排出された汚染物質が上にあがっていかないため、余計に汚染物質濃度が高まる恐れがあります。

車を使えなくなる不便さを恐れるからではなく、住民の健康のため、あるいは未来の住民のため、大気汚染を気にしなくてもよくなる日が来るといいですね。


   旧シベーレス宮殿
   マドリードでも最も交通量が多いところの一つです。

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2017年10月04日

10月1日が過ぎて・・・

10月に入りましたが、スペインでは夏のような天候が続いています。アンダルシアでは日中の気温が35度を超えたそうです。また、マドリードでも30度近くまで気温が上がり、通りではまだまだ夏の装いの人が多いです。

前回の投稿で「カタルーニャ独立の動き再び」について書きましたが、その続報です。前回の投稿後すぐ、スペイン政府は10月1日のカタルーニャ州の住民投票は憲法違反であり、中止しなくてはならないとの発表をしました。それにもかかわらず、カタルーニャ州政府は住民投票を予定通り実施するためにあらゆる手段をとり続け当日に至りました。中には学校などの投票所が強制的に閉鎖される前に、土曜日から泊まり込んでいた人々もいたようです。

そして、当日は、ニュースをご覧になった方もいると思いますが、独立派の人々とスペイン全国から派遣された警察官との衝突に発展し、けが人が多数出たということです。

阻止を受けながらも投票は続けられ、約200万人が投票し約90%が独立に賛成票を投じたということですが、複数の投票所で投票した人がいたなど、投票する人の管理がきちんとできていなかったところも多数あったようで、この投票が有効であったと言い切ることはできない状態だったようです。

その日は、16:15からサッカーのバルセロナ対ラス・パルマスの試合が予定されていたのですが、中止となるかもしれないという情報も流れていて、どうなるかと心配していたら、なんと試合開始の約45分前に、観客を入れないで試合を行うことが決定されました。観客ゼロの異様な試合をテレビ観戦されたファンの方も多いのではないでしょうか?中央政府が国家警察を投入して住民投票という表現の自由を踏みにじったことに抗議するため、バルサ側は試合延期をリーガ管理機関に申し入れたということですが認められないばかりか、ランキングの点から6点ペナルティを課すという決定がなされたため、観客ゼロでの試合をすることに妥協したのだそうです。

試合後のインタビューでその決定に涙を流しながら不満を表明したピケ選手。彼は、カタラン(カタルーニャ出身)で独立賛成とは明言はしていないものの、常々自由にTwitterを利用して過激な意見も流しているため、独立や住民投票に反対するカタルーニャ州以外の人々の標的となっています。今週末はワールドカップの予選の代表の試合があるため、月曜日にその練習が開始されたのですが、練習を見学しに来た人たちに大ブーイングを浴びせられたそうです。スペイン代表として頑張っている選手に、スペイン人がブーイングするとは何とも信じられない光景がテレビニュースで流れました。

10月4日にはフェリーペ国王が、カタルーニャ州政府に対して違憲行為をやめるように、またスペイン国民に対して冷静になるよう呼びかけるという、異例な事態も発生しました。しかし、これで事態は収まるかというと、残念ながらそうは思えません。これからもしばらくはこの独立問題に関するニュースが続くことでしょう。

この時期にバルセロナ観光をするご予定のある方は、くれぐれも人が大勢集まっている場所にはなるべく近づかないように気をつけてください。そして、この騒動が一日も早く収まることを祈っています。


  バルセロナのカテドラル

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2017年09月20日

カタルーニャ独立の動き再び

今年は、8月27日に日本から戻ったのですが、その時から(実際はもっと前から)スペインのトップニュースはカタルーニャの独立を問う住民投票をめぐる動きとなっています。その住民投票は、10月1日に実施するとの予定になっており、その日まであと二週間を切ったここ数日は、さらに大きく取り上げられています。

カタルーニャの独立を問う住民投票は、2014年11月にも実施されました。しかし、これは憲法違反だと言うことで全く認められませんでした。

それにもかかわらず再び住民投票を実施したいとの強い思いには驚きを隠せません。我々日本人にはなかなか理解できないものなのでしょう。というのは、スペインはいくつかの小さい国が集まってできた国であるという歴史があり、それぞれが独自の言語や文化を持っていたんですね。そしてまだ歴史も浅い、フランコの独裁時代(1936年-1975年)にはそれらが厳しく禁じられていたということで、その恨みがまだまだ根深く人々の心に残っているのではないかと思います。

そんなに独立したいのなら独立させてあげたらいいのになとも思いますが、そうするとスペイン全体の経済がガタ落ちになり、景気も悪くなるのでしょうね。確かに、日本企業も首都であるマドリードより多くの企業がバルセロナに集まっているんですよ。

バルセロナと言えば、今年8月17日に起きたイスラム過激派組織によるテロがまだ記憶に新しいです。このテロの計画は、カタルーニャの独立運動の盛り上がりで国としての安全対策に隙ができたのではないかとの指摘もあったので、安全面のことを考えても、国とカタルーニャ州との和解が少しでも進んでほしいと思います。

全世界のどこでも安心して観光できる日が来ることを祈ってやみません。
2017年3月にランブラス通りで撮った写真です。

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2017年09月07日

お祭りに行ってきました

9月に入り、大人たちはバケーションも終わり仕事に向かう毎日ですが、子供たちはまだまだ夏休みです。州によっても違うのですが、マドリード州の小学生は今週金曜日8日が夏休み後の学校初日です。中学生以上は、その次の週まで夏休みのようです。

毎年9月初めに、私たちが住んでいるマドリード郊外にあるポスエロ市のお祭りが開催されているので、行ってみました。ポスエロ市の守護聖人である、コンソラシオンのお祭りです。

元々は守護聖人に感謝することから発生したお祭りなので、もちろんミサが行われていました。そのミサの前に、スペインのお祭りではポピュラーな巨人人形のパレードがあります。
そのあとミサが行われるのですが、住民からささげられたお花が教会の入り口に飾られていました。

また、セマナサンタの時のように、教会に安置してある聖人の像が担ぎ出されて、街を練り歩くプロセシオンも行われます。

ポスエロ市のお祭りは一週間続き、その間様々な催し物が企画されています。サン・フェルミン(パンプローナの牛追い祭り)よりはかなり小さい規模とはなりますが、牛追いも行われますし、有名な歌手を招いて無料コンサートを開いたりされています。そして、小さい子供たちも楽しめるように、市役所前の広場にはいくつか遊具が設置されていました。

こういうお祭りは各地方で同じようなものがあるようですね。外国や他の地方から観光客が来るようなものではなく、住民が楽しむために開催されています。

全世界で有名になったスペインのお祭りと言えば、、、そうです!トマト投げ祭り!今年も8月最終水曜日にバレンシアの近くのブニョルで開催されました。一時はあの小さい村に5万人もの人々が押しかけて、問題が発生しましたが、入場券を発売するようになり収容可能な約2万2千人の参加者に制限できるようになったそうです。

日本ではかなり有名となっていますよね?あるサイトのデータでは、お祭りに参加する人々の国別割合によるとスペイン人18%、イギリス人14%、そしてその次が日本人で10%を占めるそうです。確かに、毎年お祭りの時になると、テレビのニュースで現地の模様
が中継されるのですが、いつも日本人らしき若者がインタビューに答えています。

3月くらいから入場券が発売されるようです。興味のある方は、トマティーナの公式サイトhttp://latomatina.info/ をチェックしてくださいね。

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