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2012年07月 アーカイブ

2012年07月11日

レオンに行きました!

前回の投稿のときにイベリア半島上空にあったアフリカ大陸からの熱波も数日で遠ざかり、その後は暑いのは暑いのですが、最高気温が30度ちょっと、最低気温が17度くらいと、湿気がないので過ごしやすい天候が続いているマドリッドです。毎年恒例の夏の一時帰国がもうすぐ控えており、1年ぶりの日本の家族との再会や日本のおいしい食べ物は楽しみですが、蒸し暑い天候が待っているかと思うと、ちょっと気構えてしまいますね。

そして、サッカーヨーロッパ選手権でスペインが二連覇となりました!ポルトガルとの準決勝は確かに厳しかったけど、決勝のイタリア戦は楽勝でしたね。バルセロナのチャビとイニエスタが好調な間は、まだまだスペインの強さは続くことでしょう。

ようやく夏休みに入った代表選手たち。イニエスタは先週の日曜日に結婚式をしたそうです。もうお子さんも産まれているのですが、とても幸せそうです。スペインのスポーツ紙のサイトに写真がありましたので、ご覧下さい。
http://www.marca.com/albumes/2012/07/08/boda_iniesta/index_3.html
この写真を次々と見ていくと(日本からのアクセスでも見られると思いますが、、、)、海辺の野外で式を挙げたようですね。とっても素敵です!

さて、先月、用があってレオンに行ってきました。もう、スペインには14年にもなるのに、レオンには縁がなく、初めて訪れました。またRenfeの長距離列車にも初めて乗りました。今日はスペイン国内の長距離の移動やレオンについて、書きたいと思います。

スペインには行ってみたい都市がいくつもありますね。都市への移動には、飛行機・電車・バスのどれが便利か、その都市によって違います。マドリッド・レオン間は、飛行機はないので、電車かバスになります。両方運行していますが、電車が速くて便利です。以前の投稿にも書きましたが、スペインの鉄道でAVE(スペイン高速鉄道)が次々に開通しています。現段階でのAVEの路線はこちら↓。

http://www.adif.es/es_ES/infraestructuras/lineas_de_alta_velocidad/lineas_de_alta_velocidad.shtml

レオンまではまだ開通していないのですが、私が今回利用したAlviaという列車は、途中のValladolidまでは高速で走るので、所要時間が2時間45分となり、ValldolidまでのAVE開通以降かなり早くなりました。

ですので、スペイン国内の移動はまずAVEの路線の最新のものを確認なさって、計画を立ててみてください。最新のものをというのは、財政難の折今後どうなるのかは不透明ですが、どんどん路線が増えていく計画があるからです。

電車の乗り方は難しくはありませんが、念のため。チャマルティン駅に入ると大きな電光掲示板があります。ここに行き先と列車名、発車時刻が出ており、そこでホーム(andén)の番号を確認してそちらに移動します。

今回のレオン行きの列車の場合は(多分ほとんどが同じだと思いますが)ホームに行ってから乗車券の確認がありました。その後、指定席を探して座ります。

ちなみに、マドリッドには大きな駅が二つあります。アトーチャ駅とチャマルティン駅です。行き先によって駅が違いますので、必ずご確認ください。

ということで、今回はここまで。次回はレオンの街についてご紹介したいと思います。


    どうですか、この空の色。

2012年07月25日

レオンに行きました! その2

夏の一時帰国で日本に帰ってきています。週末は涼しかったのですが、また猛暑になってきていて、汗だくです。スペインでも私たちが出発した17日くらいからまた猛暑になっているそうです。

今日は6月の終わりごろに訪れたレオン観光での経験について書きたいと思います。

レオンでの用事が終わったのがお昼の3時ごろ。それからすぐにRenfeの駅に行き、夜8時過ぎ発のマドリッド行きの切符を購入しました。小さめのキャリーケースを持っていたので、それをコインロッカーに入れたかったのですが、探しても駅にはないようで、駅の人に聞いてみるとバスターミナルの方にあるとのこと。すぐ隣にあるというから、外に出て周りを見てもバスターミナルらしきものがない。通りを行く人に聞いてみると、ようやく分かりましたが、歩いて7分くらいかかりました。スペイン人に言わせると、「隣だよ!」というのが、徒歩7分。今まで、イベロジャパンのお客様からの問い合わせで、ツーリストインフォメーションにいろいろ質問して、日本のお客様にお答えしてきましたが、「すぐ隣だよ」とか言うのは、徒歩5分と考えなければならないことが良く分かりました。

ようやくバスターミナルに着いてコインロッカーを見つけ荷物を入れようとしたら、お金の入れ方がよく分かりません。お金を直接入れるのではなく、fichaなるものを入れなくてはならないと書いてありました。バスターミナルのインフォメーションはあるのですが、ちょうどお昼休みの時間で5時まで閉鎖中。近くのお菓子屋さんで聞いてみるとやはりインフォメーションでfichaを買わなくてはいけないということ。一瞬キャリーケースをひっぱりながら観光しなくてはいけないかと思ったのですが、お菓子屋さんのおじさんがバスターミナルのバス乗り場の向こう側に手荷物預かり所があると教えてくれました。行ってみると、倉庫のようなところでびっくりしましたが、ちゃんと預かってもらえたのでよかったです。


  バスターミナルにあるコインロッカー
  古めかしいです。

  Consignaとは手荷物預かり所という意味です。

  まさかここがConsignaとは、、、他に場所があるのかと探しました。

今までは国内旅行と言うと、車で移動することが多かったので、手荷物の預け場所などに困ったこともありませんでしたが、電車での移動となると大変なこともあり、そしてまだまだ地方では不便なこともあり、十分時間に余裕をもって計画しなければならないと痛感しました。

バスターミナルからレオンの観光スポットまで徒歩約15分。荷物のことで手間取り結構疲れましたが、大聖堂近くのアンチャ通りに着くと、あまりの美しさに疲れも忘れるほどでした。


   窓に飾られたゼラニウムの花がとても美しいです。
   この通りの建物はずーっとこんな感じで花が飾られています。

そして、大聖堂の外観のすばらしさ。レオンに行くまでは観光できるかどうか分からなかったので、ガイドブックも何も持たないで来たので、とりあえず大聖堂前のツーリストインフォメーションで地図をもらい、大聖堂とサン・イシドロ教会の開館時間を聞きました。そうすると、サン・イシドロ教会の方が閉館時間が早いのでそちらを先に見学するといいよと薦められました。行き方もちゃんと地図を使って教えてくれたので、迷わず行けました。さすが観光立国、観光地にはツーリストインフォメーションが必ずありますので、ご利用をお勧めします。


   とてもいい天気だけどまだそんなに暑くなかったので、観光には最適でした!

と書いたところで、今日はそろそろおしまいにしたいと思います。大聖堂、サン・イシドロ教会のことは9月になったらまた書きます。どうぞお楽しみに!

そして、日本の厳しい夏、楽しく元気にお過ごしください!

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