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スーパーから品物がなくなるという危機

先週のコラムで今年は夏は始まりが遅く、異常気象だということをお伝えしましたが、ことわざの「5月40日(実際には6月9日がその日にあたるそうです)」を過ぎても、最高気温が20度そこそこの肌寒い日が続いていました。ようやく今日あたりから24?5度にあがるそうですが、、、明日で高校1年生(日本では高校2年生)の長男は授業が終わり、早くも夏休みに突入、15日くらいからはマンションのプール開きもあるというのに、早く夏らしくなってほしいと思っているところです。

日本でガソリンの値段が急騰していますよね。もちろん、スペインでも同じで、個人でトラックを所有して荷物を運ぶ仕事をしている人たち(大部分がそのようですが)が「仕事にならない、政府よ、なんとかしてくれ!」ということで、ストに入って3日目となりました。写真のように、怒った運ちゃんたちが主要道路を封鎖してしまったのです。

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  とある新聞のサイトの写真をお借りしました。

運ちゃんたちが3日間ストライキするとどうなるか。生鮮卸売り市場に品物が入荷しなくなり、その結果、私がいつも買い物をしているスーパーでは、今朝、野菜がまったくなし(日持ちするような果物類だけ)、魚も冷凍ものを解凍したもの、お肉は牛肉と豚肉はスペアリブだけという状況になってしまいました。いつまでストライキが続くかわからないと人々が買いだめに走った影響もありますが、、、また、バルセロナでは約7割のガソリンスタンドがガソリンゼロの状態になってしまったそうです。

「あっぱれ!サパテロ首相」と褒めたのに、早く対策を打ち出してくれないとどうなることか。買いたいのに、買うものがないという状況をはじめて経験したという報告でした。

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2008年06月11日 19:35に投稿されたエントリーのページです。

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