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ガウディをめぐる:グエル公園

前回、前々回とガウディの初期のイスラム建築の影響を受けた時期の作品を紹介しましたが、今日はガウディの代表的な作品とされていて、自然派主義の時期のグエル公園を紹介します。グエル公園は世界遺産に登録されているだけあって、ガイドブックや様々なHPにもいろいろ説明があるでしょうから、それはここでは省略することにしましょう。

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グエル公園に行ったのはこれが2回目です。前回はもう13年位前、スペインに移住する前に旅行で来たときになりますね。ご存知のように、グエル公園はバルセロナ北部の丘の上にあります。前回は車で行ったのでまったく何も思わなかったのですが、今回は夫と子供たちとは別行動で地下鉄で行ったので、はっきり言ってかなりきつかったです。地下鉄の最寄の駅から徒歩15分とガイドブックには出ていましたが、そのほとんどが坂道です。エスカレータのおかげでだいぶ体力消耗を防げましたが、6本くらいあるエスカレータのうち2本は故障中。そのほかも写真のような急な上り坂を上がっていかなくてはなりません。ということで、個人でグエル公園を地下鉄で行こうとされる方は、元気なときに行かれることをお勧めします。時間があるから夕方にちょっと行ってみようかというのは、かなりきついと思います。地下鉄の駅にもどるときに公園近くのバス停にミニバスが通っているのを見かけましたが、バスは乗り慣れていないと本当にわかりづらいんですよね。ちょっと余談になりますが、マドリードのバス(たぶん他もそうと思いますが、乗ったことがないので)のバス停には名前がありません。だから、降りる場所は周りの景色で判断しなくてはならないのです。

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ようやくついた公園内はご覧のような、人・人・人・・・観光客であふれていました。セマナサンタは他のヨーロッパの人もお休みのようで、マドリードと違って観光客の多さを感じました。友人の話によると、ヨーロッパ内の格安航空会社が出現したおかげで、ここ数年ヨーロッパの若い観光客が激増しているようです。

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有名なタイルのベンチのある広場からの眺めは素晴らしく、とても気持ちいいです。海と一緒にサグラダ・ファミリアも見えています。このコラムの写真を撮るために今回一人でベンチに座っていた私。周りは恋人同士や家族でいっぱいで一人なのは私くらい。でもいやいや一緒に来てもらって、早く帰ろうとされるのもいやですから、一人で来てよかったですう。。。

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2009年05月13日 00:02に投稿されたエントリーのページです。

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