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タラベラ・デ・ラ・レイナ

サッカーファンの方ならもちろん、そうじゃない方も、今、F.C.バルセロナ(Futbol Club Barcelona、以下バルサとします)が日本にいることをご存知ですよね?そうです。昨年度、ヨーロッパチャンピオンとなったバルサは、クラブチームの世界一を目指して、FIFAクラブワールドカップ ジャパン2011で戦うため日本にいるのです。12月10日土曜日、伝統の一戦(クラシコ)と呼ばれるレアル・マドリッドとの試合でマドリッドのホームにおいて1-3で下し、そのままマドリッドから成田空港へと飛び立ったのでした。

この大会におけるバルサの初戦は15日で、相手はアジアチャンピオンのカタールのアルサッド。もし、ヨーロッパで行う試合なら、文句なしにバルサの圧勝となると思いますが、バルサはまだ日本に着いて間もないし、時差が8時間もあるし、重要な試合をたくさんこなしての試合になるので(それはどこのチームも同じでしょうが)、少し心配もあります。とはいっても、世界を代表する選手を何人も擁するチームの素晴らしいプレーを、是非テレビ観戦してみてください。

前回の投稿でご紹介した、タラベラ焼きの陶器。今回はそのタラベラ焼きの街、タラベラ・デ・ラ・レイナ(以下タラベラとします)について書きたいと思います。

タラベラはスペインのガイドブックに載るような、とても素晴らしい建造物があるわけではありませんし、現在でははっきり言って重要な産業もない市です。ただ、前回の投稿でも書いたように、スペインを代表するタホ川の流域にあり肥沃な土地であったため、また交通の要所として過去には栄えていたという歴史があります。その遺跡の一つが、現在も使用されているローマ橋です。川沿いには遊歩道が整備されていて、ベンチもありました。近くにこんな場所があるなら、毎日散歩したいと思いました。

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中世に建造された城壁も残っていました。

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また、さすがタラベラ焼きの街だけあって、タイルなどで装飾が施されたベンチや劇場が、とても印象的でした。

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エクスマドゥーラ地方のカセレスやメリダなどに行かれた帰りに、または近くにある古城を改築したオロペサのパラドールに宿泊した帰りに、タラベラ焼きのお土産を買いに寄ってみられてはいかがでしょうか?

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2011年12月14日 21:54に投稿されたエントリーのページです。

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