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続・久しぶりのプラド美術館

今日は、まず、アフリカ以外でエボラ出血熱に初めて感染してしまった看護助士のその後の状態についてお知らせしたいと思います。約一週間前に行われた血液検査でウィルスが検出されなかったということで、現在スペインにはエボラ出血熱の患者はゼロとなりました。一時は危篤状態にまで陥りましたが、おそろしい病気から完治したこととなり、スペインの人々はそのニュースに安堵しました。また、彼女の夫をはじめ、症状が出始めたころに看護助士と接触した人約15人は症状が出ていないにもかかわらず念のため隔離状態になっておりましたが、二次感染が認められてから3週間経った今週初めにようやく、病院から出てもよいとの許可が出ました。日本でも、数日前に西アフリカへ渡航暦のある人に感染の疑いがかかり一時騒然としたようですが、一日も早く何の心配もなく海外へ旅行ができるようになってほしいと願っています。

前回投稿のその後のニュースが長くなりました。今日は、「久しぶりのプラド美術館」の続きを書きたいと思います。

プラド美術館を久しぶりに訪れて驚いたのは、日本語のオーディオガイドもあったことです。私が前回美術館を訪問したときには、日本語のものはありませんでした。ただし、日本語のものは美術館の中の厳選された50作品のものしかありません。250作品について説明されているのは、スペイン語・英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語だけです。

今回この50作品のオーディオガイドを借りましたが(もちろん日本語に設定してもらいました)、主要な画家の作品はすべて選ばれておりますし、これだけでも説明を聞きながらの鑑賞は結構時間がかかりますので、通常の観光として訪れる場合だと十分だと感じました。

プラド美術館に初めて訪れる方には、スペインを代表する三大画家、ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコはもちろんしっかりと鑑賞していただきたいですが、そのほかにもゆっくり見ていただきたいスペイン人画家の素晴らしい作品がたくさんあります。その中の1人、ベラスケスと同時期に活躍していた「フランシスコ・デ・スルバラン」をご紹介しましょう。

スルバランは、ベラスケスに比べると知名度はかなり低くなるようですね。作品のほとんどが宗教画と静物画(Bodegon)で、静物画の方が賞賛されています。プラド美術館には、いくつか作品が展示されていますが、やはり静物画が私は好きですねぇ。一つは、オーディオガイドの50作品にも選ばれている、4つの器が描かれた静物画です。光の描き方が素晴らしいです。また、足をゆわえられた羊の静物画、これは羊の毛の描写がとても素晴らしいです。これらの作品はプラド美術館のHPのオンラインギャラリーで見ることができますので、興味がある方はこちらをクリックしてご覧下さい。https://www.museodelprado.es/coleccion/galeria-on-line/galeria-on-line/obra/bodegon-1/?no_cache=1
https://www.museodelprado.es/coleccion/galeria-on-line/galeria-on-line/obra/agnus-dei/?no_cache=1

このほかにも、野菜や果物などを描いた作品もとても美しいです。

インターネットが発達したおかげで自宅にいながらでもパソコンでいろいろな作品を楽しむこともできますが、是非、実物を心行くまで鑑賞していただきたいです。


  プラド美術館すぐ近くのネプチューン噴水
  1777-86年に造られたそうです。


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2014年10月30日 00:25に投稿されたエントリーのページです。

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