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久しぶりのバルセロナ

去年の年末に行った旅行記の第二弾、今日はサグラダ・ファミリアについて書きたいと思います。バルセロナでの訪れたい場所ナンバーワン、いや、スペインのナンバーワン、いや、世界中の観光地としても上位に入ると思われる、サグラダ・ファミリアについては今まで何度か書いていますが、感動を伝えたくてもう一度書きたいと思います。

前回、私がサグラダ・ファミリアを訪れたのは、スペインに移住する前に日本から旅行に来た時ですから、もう約18年前になります。当時はまったく屋根もない状態だったので、まさに完成しない建築物と言われるにふさわしいものでした。教会の建物に屋根が取り付けられたのは2000年で、前ローマ法王によってバシリカとして認められる2010年までに建築が急ピッチですすみ現在に至っており、2015年にはほぼ完成に近いんじゃないかと思うほどでした。現在のところ、アントニオ・ガウディの没後100年にあたる2026年に完成予定とされているそうです。建築が開始されたのは1882年。15年くらい前までは完成までに300年はかかると言われた建築物が約150年で完成すると建築期間が短縮されたのは、入場料収入とIT技術などの建築技術の進歩のおかげだそうです。それでも、建築に100年以上もかかっているわけですが、それはどうしてなのか実際に見ればうなずける建築物です。


  地下鉄の駅を出るとすぐこの光景が目に入ります。

私が今回サグラダ・ファミリアを観光したのは、大晦日でした。もちろん、入場券をインターネットで予約して買っておきました。印刷すればそれがもう入場券となりますから、早めに行かなくても入場時間に現地に行けばよいです。私は、開門と同時の9時の入場券を予約しました。それでも、クリスマス休暇を利用して来ている観光客が大勢いらっしゃいました。


   9時の入場を待つ人々

中に入ってまず感動したのは、ステンドグラスから入り込む光の美しさ。カトリック教国のスペインには聖堂がいくつもありますが、どれも中が暗いです。でも、このサグラダ・ファミリアは自然の光の力を利用して、内部がとても美しくなるよう設計されています。

観光には、塔へ上るエレベータを組み合わせることができます。エレベータに乗る時間も決められているので、その時間になったらエレベータのところに行きます。上に上ると、バルセロナの街並みが見渡せますし、サグラダ・ファミリアの上部にある彫刻などを間近から見ることができ、とても素晴らしかったです。


   下りは階段で下ります。

帰りには出口の方のファザードを良く見て出ました。その後、サグラダファミリアの隣にあるガウディ広場に行き、池越しに全体像を写真に収めました。池に映る逆さサグラダ・ファミリアも見てください。

世界中の数ある観光スポットの中でもまだ建築中というのはほとんどないに等しいですよね。毎年少しずつ建築が進んでいるわけですから、何度訪れてもそれなりの発見がある素晴らしい建築です。バルセロナはもう行ったからと言わず、是非再訪を計画してみてください!

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2016年01月19日 23:19に投稿されたエントリーのページです。

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