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ハモン・イベリコ、ゲット!

2017年もあと残すところ4日となりました。皆さま、年末いかがお過ごしでしょうか?我が家では、おせち料理はあまり好きでないことをいいことに作らないし、お客さんもないので、のんびり過ごしていますと言いたいところですが、日ごろの手抜き掃除のつけが回ってきて、大掃除に追われている今日この頃です。

今年は、なんと生ハムの足一本ゲットです!夫が勤めている会社に業者から贈られたお歳暮の品なのですが、夫がくじ引きで大当たりしたのです!

早速、ハモネロと呼ばれる生ハムを切るために固定する器具を取り出し足を固定します。まずは、外側の固いところと油の部分を取り除いて、ハムの赤い身が出てきたら薄―くスライスしていきます。薄く切っていくのが、結構手間がかかりますね。そして、食べる分ずつスライスしていきます。いただいた生ハムの足は、なんと6.5㎏!全部食べ終えられるのは、いつでしょうか?前回、いただいた時ももったいない話なのですが、食べきれないうちにカビが生えてしまったことがあり、いつも買っているいう息子の友達に、そのことを相談したら、驚かれたということです。というのは、カビが生えるようになるまでに食べつくすそうなんです。まぁ、スペイン人家庭では、クリスマスイブ・クリスマス、そして大晦日・元旦と親せきが集まり食事をするので、その時に大量消費するんでしょうね。

今回いただいた生ハムは、ハモン・イベリコ(イベリコ豚の生ハム)の中でもセボカンポというランクに入るようです。2014年にハモン・イベリコのランク分けについて改正があったようで、ハムの足につけられたタグの色で判別できるということです。

そのタグの色は4色あり、最高級のものから、黒・赤・緑・白となっています。今回のものは緑のタグがついておりました。それは、黒いひづめのイベリコ豚ですが、50%以上イベリコ豚の血が入っていればいいらしいです。そして、狭い豚小屋でなく、ある程度広さがある豚牧場で放牧して育てられ、どんぐりや自生植物や飼料を与えられたもののようです。

黒いタグは、100%イベリコ豚の純血種の豚で、しかもドングリまたは自生植物のみを餌としているもののみに付けられるということです。

生ハムの足を買うと骨までスープの素として使うことができるようです。特に、ひよこ豆の料理、コシードに入れるといいそうです。家ではコシードは作ることがないですが、豚骨ラーメンのスープにできるのかな?でも、切るのが大変そうだから無理そうです。

スペインにいらっしゃったら、生ハムの足をご覧になることもあるかと思いますが、タグを確認してみてください。そして、できれば黒タグの生ハムをご賞味ください!

2017年の投稿はこれが最後です。2018年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さま、良いお年をお迎えください!

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2017年12月28日 00:21に投稿されたエントリーのページです。

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