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2008年08月 アーカイブ

2008年08月22日

毎年恒例の一時帰国をしていました!

1ヶ月半、日本に滞在していました。今年の日本の夏は、本当に暑かったですね。高い航空運賃のことを考えると少しでも長く日本に滞在したいし、子供たちの学校があるときに母親の私がいないのもまずいので、毎年夏に帰国しています。本当は、桜咲く春か、紅葉が美しい秋に帰りたいのですが。。。あと数年は無理です。

こちらに戻ると、とにかく湿度が低いので、とても快適です。日本では毎日汗でべとべとになって、とても不快だったのですが、マドリードでは最高気温が32-3度まで上がっても、汗知らずです。汗が出ても、すぐに乾燥してしまうんでしょうね。気象情報が見られるサイトで調べたら、今日のマドリードの湿度は40%。日本との違いを見ようと、大阪の湿度も見てみたら、50%でした。私たちがいた20日まではとても蒸し暑かったのですが、出国したとたん過ごしやすくなったのでしょうか?

スペインに戻るときは、スーツケースに日本の食材をたっぷり詰め込んで持ち帰ります。家族4人で、チェックインのときに預ける荷物は100キロ弱。うどんやおそばやラーメンにお味噌やのりなどなど。スペインの日本食材店でも売っていますが、高いので一時帰国を利用して大量購入しています。それでも、半年くらいでなくなってしまいます。

今日は、スペインに戻って3日目。いつもそうですが、時差ぼけで朝早く目がさめてしまいます。午前中は元気ですが、日本時間で夜遅くなる夕方から夜になると、元気がなくなります。旅行者の方はだらだらする暇もなく観光されているので、それが刺激となって夜まで元気が続くでしょうが、家にいるとだめですね。毎年、時差ぼけがなくなるまで1週間くらいかかっています。17歳の長男は、今朝も朝9時半ごろまで寝ていていたようですし、日本に行ったときも時差ぼけ知らずでした。そんな人もいるんですね。

今日のコラムとは全く関係ありませんが、ポルトガルのポルトで撮った、かわいい写真をご覧ください。来週からまた、スペインの情報をたくさんお届けしたいと思っています。

porto.jpg


2008年08月27日

またまたサンティアゴのことですが。。。

サンティアゴ・デ・コンポステーラで撮った写真で、皆さんにご紹介したいものがまだあったので、今回もまたまたサンティアゴ・デ・コンポステーラについてです。

大聖堂が何世紀も前からキリスト教徒の巡礼の最終目的地となっていることは、何回か前に書きましたね。その大聖堂の入り口のところに、長旅を終えた巡礼者たちが祈りをささげるために、支柱のところに手をついてひざまづくそうです。その手のあとが、大理石の支柱にできているのです。何人のキリスト教徒(ただの観光客も?)がこの大理石に手を置いたのでしょうね。くっきりと指の形にすり減っています。

marmol.jpg

ホタテ貝はサンティアゴ巡礼、またはサンティアゴ・デ・コンポステーラのシンボルとなっています。その昔、巡礼者たちが本当にサンティアゴまで行ってきたと証明するために、ガリシアの海に近いその地に多くあったホタテ貝の貝殻を持ち帰ったことから、中世ころから巡礼者たちは貝をつけて巡礼するようになったそうです。

cielo.jpg
   今にも降り出しそうな空ですね

そして、シンボルとしてだけでなく、食べるのもとてもおいしい料理があります。帆立貝(vieiras)のグラタンですが、すこしずつ貝殻にのせて焼いてあります。ガリシア地方に行かれる方は是非お試しください。

vieira.bmp

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