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ティッセン・ボルネミッサ美術館へも足を伸ばそう

プラド通りをはさんでプラド美術館のななめ向かいにあるティッセン・ボルネミッサ美術館。ティッセン・ボルネミッサ男爵が1920年代から絵画を集め始め、その息子の代と二代にわたってコレクションをしたものがスペイン政府によって買い取られ、展示されているのが、この美術館です。個人のコレクションとしてはイギリスのエリザベス女王のコレクションについで世界第2位といわれているそうです。

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この美術館では13世紀のものから現代のものまでヨーロッパ美術の流れを見られるように、2階(日本式に言うと3階)に古いもの、順番に下におりていくと段々と新しいものへ、地階には20世紀と現代のものが配置されています。

この美術館の代表作品も、美術館のHPのオンライン・ギャラリーで見ていただきましょう。ここのページは作品を大きくして見られるので、細かいところまでよく見られます。

まずは、イタリアルネッサンスの画家、ドメニコ・ギルランダイオの「トルナボーニの肖像」http://www.museothyssen.org/thyssen/coleccion/ficha680.htm

続いて、フランス印象派のドガの「踊り子」http://www.museothyssen.org/thyssen/coleccion/ficha392.htm

もう一つは、スペインの20世紀を代表する画家の一人、サルバドール・ダリの「目覚めの一瞬前、ザクロの実の周りを一匹のミツバチが飛んで生じた夢」という長い題名の作品http://www.museothyssen.org/thyssen/coleccion/ficha388.htm

先週まで何回かご紹介した、プラド美術館とこのティッセン・ボルネミッサ美術館、そして現代美術を集めたソフィア王妃芸術センター、この3つの美術館を廻る予定のある方は、パセオ・デル・アルテ(Paseo del Arte)という共通チケットが14.40eurosでお得です。

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2008年12月18日 00:46に投稿されたエントリーのページです。

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