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スペイン・トリビア

マドリッドは内陸の地にあるので、10月が終わろうとしているこの頃、とても朝晩の冷え込みが厳しくなってきています。朝の気温が、もう5度くらいまで下がる日が続いています。日中は、力強い太陽に暖められ、20度くらい、今日はいつもより暖かく、というか暑くなり25度くらいまでになると天気予報で言っていました。夜と日中の差が20度もあるんですよ。

いつも買い物している家の近くのスーパーでは、早くもクリスマスのお菓子が並べられ始めました。本当に月日が経つのが早いものです。ええ?もうクリスマスのお菓子買ったら、くさっちゃうと思われた方、スペインでクリスマスに食べられるお菓子は日持ちする日数が半端じゃないんですよ。2007年に書いた「クリスマスの食卓」というページをご覧下さい。
http://www.spain-column.com/2007/12/post_18.html

今日は、大したことではないけど皆さんにお話したいことを、2点書きたいと思います。題して、「スペイン・トリビア」。

一つ目は、マドリッドの代表的な写真の一つとしてご覧になられた方も多いであろう、プエルタ・デ・ソルにあるTio Pepeの看板に関すること。この看板が、下の建物の改装のために約1年間、取り外されます。Tio Pepeの看板についても、前に書いた文章と写真をご覧下さい。
http://www.spain-column.com/2008/10/post_57.html

かつて豪華なホテルだったその建物は、1864年に創業したとか。ということは、築約150年ですよ。マドリッド市内には古い建物がたくさんあって、内装・外装ともによく手が入れられているので、外装や装飾品の美しさはそのまま、快適に過ごせるようになっています。ですので、中には写真のようなアンティークなエレベータがいまだに使われているところもあるんですよ。約10年前、スペイン語の個人レッスンを受けていましたが、先生のマンションがまさにこんな感じのエレベータでした。素敵なんですが、乗っている時に止まってしまわないかと不安でもありました。

acensor.jpg
  他サイトより拝借しています

もうひとつは、スペインのテレビはもうアナログ放送が終了しているということです。今、日本では来年7月のアナログ放送終了を間近に控えて、さかんにその宣伝をしていますね。スペインでは、ああいうキャンペーンもほとんどなく、今年の3月に終了しました。電気製品など、とても進んでいる日本。でも、テレビ放送の完全デジタル移行は、遅い方なんでしょうか。私が思うに、テレビが見られないという視聴者が一人もいないようにとの配慮が素晴らしいからだと思います。

トリビア的な情報、2点、いかがでしたでしょうか?


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2010年10月27日 23:55に投稿されたエントリーのページです。

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