« バカラオの話 | メイン | 待ちに待ったクリスマス »

地下鉄にある遺跡博物館

12月に入り2013年も残りわずかとなりましたね。マドリードでは最低気温が0度近くまで下がる寒い日が続いております。でも日中は太陽のおかげで10度位まで上がっているので日向ぼっこをすると気持ちいいです。

前々回にご紹介したバル、Casa Labraに行くとき、地下鉄のオペラ駅で乗換えをしたのですが、その時に偶然見つけた博物館をご紹介したいと思います。ロス・カニョス・デル・ペラル遺跡博物館です。これは16~17世紀に使われていたという水関係の遺跡です。2008年からオペラ駅の改良工事が行われましたが、その時に発見されたもので、2011年に博物館としてオープンしました。オープン時にはニュースになったりしていたのでしょうが、全く知らずにこの前通ったときに初めて見つけたのでした。

16世紀はじめごろ、マドリードはまだ石畳も敷かれていない小さな片田舎の街にすぎませんでした。人々は貯水槽などに貯めてある水を使って生活していましたが、その後、フェリーぺ二世が王宮を移してから人口が増え始め、水の問題が大きくなってきました。そこで水が湧き出る泉から水を引いてきた、アマニエル水路、そして現在のイサベル二世広場の下にあった給水場ができたのです。

そして、その昔は、人々が「水出しますよ!」とぶちまけた排水が、排水溝などに雨水と一緒にたまって、悪臭を放っていたそうですが、人口が多くなるとそれが大問題となっていきます。そこで地下に下水道を作って、近くを流れていた小さい川に合流させるようにしたそうです。それが、アレナル下水道です。

これら、水路、給水場、下水道の遺跡がもともとあった場所で(少しは移動されているかもしれませんが)保存されて、公開されています。そして、これらの遺跡について説明しているビデオも鑑賞もできるようになっています。しかも無料です。ただ、毎日開館しているわけではなく、金・土・日曜日だけで、開館時間は11:00-13:00と17:00-19:00となっております。詳しくはメトロのページをご覧下さい。http://www.metromadrid.es/en/viaja_en_metro/Museums/index.html遺跡に興味がある方、是非訪れてみてください。


   遺跡博物館の上にある、イサベル2世広場にある像
   クリスマスイルミネーションがつけられました

   その広場で売られていた揚げたてのチュロス。おいしそう!

About

2013年12月05日 19:09に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「バカラオの話」です。

次の投稿は「待ちに待ったクリスマス」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type