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アルバ家の財宝展

約1年前に「85歳の花嫁」という題で投稿しましたが、その花嫁、つまり第18代アルバ女公爵が所有する財宝が一般に公開されることとなり、その展示会に行ってきました。
以前の投稿はこちらです⇒http://www.spain-column.com/2011/10/85.html

財政危機に直面してもうかなりの月日が経ち、最近はテレビニュースを見れば、ストライキや人員削減などの暗いニュースばかりのスペインですが、世界史で習ったことを思い出してください。約400年前は太陽の沈まない国といわれるくらいの富を有した国だったのです。その富を受け継いできた貴族の中でも一番財産があるのがアルバ家だと言われています。

また、1年前にも書いたことですが、スペインの代表的な画家の一人、ゴヤが描いた「着衣のマハ」「裸体のマハ」のモデルだったと噂されている13代アルバ公爵夫人はその夫とともにゴヤのパトロンだったこともあり、アルバ家の所蔵品の中には、ゴヤの作品はもちろんのこと、その他の著名な作家の美術品など貴重なものがたくさんあります。

今回展示されている主な作品は、ティツィアーノ、フランシスコ・デ・ゴヤ、ホセ・デ・リベーラ、シャガールなど中世から現代までの有名画家の絵画、そしてアメリカ大陸を発見したとされるコロンブスの自筆の手紙やカリブ海にあるイスパニョーラ島の地図などで、歴史的にも重要な美術品や文献を見ることができるようになっております。

ちょっと余談ですが、展示の最後の方に、現在のアルバ家当主(一年前に花嫁だった)が2歳だったころに馬に乗っている肖像画があったのですが、その大きな絵画の左下に、中国がパクッたような変なミッキーマウスが描かれていたのが、とても印象に残っており、またなぜあんなミッキーを描いたのか、妙に気になりました。

この展示会は2012年11月30日から2013年3月13日までで、場所はシベーレス広場に面しているパラシオ・シベーレスまたはセントロ・セントロ・シベーレスと呼ばれている建物で2000年までは中央郵便局として使用されていた建物です。築約100年のこの建物は外観も素晴らしく、場所もとても便利な場所ですが、展示スペースが有名画家の大きな作品を鑑賞するには少し狭いというのが残念です。私が訪れた火曜日の午前中でもかなりの数の入場者がありました。

最近、美術館や博物館などを訪れるときは、説明をよく聞きたいと思い、音声ガイドを利用していますが、今回のこの展示会はなんと任天堂のDSが使われていました。2€で借りられます。残念ながら日本語はなかったため、スペイン語のものを借りましたが、その説明を全部理解するにはまだまだ勉強が足りないと痛感しました。はー。

この展示会開催中にマドリードを観光されるご予定の方は、是非この機会を逃さないでくださいね。そして、インターネットなどでアルバ家のことを少し頭に入れてから、この展示会に足を運ばれることをお勧めします。

最後にこの展示会のHPはこちらです。http://www.exposicioncasadealba.com/index.html

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2012年12月12日 21:16に投稿されたエントリーのページです。

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